タイムマシンで浮気調査

今ごろ日本に発っているはずだったが、愚劣な事情で帰れなくなった。
読書日記から。
・時間衝突(73)作:バリントン・ジョン・ベイリー
文明が一度滅びて再生されたのは、白人を「真人」と呼んでそれ以外を家畜扱いするおぞましい独裁国家だった。異星人の残した遺跡は、なぜか新しくなっていく。考古学者ロンド・ヘシュケはタイムマシンで浮気調査に赴く。

発想はズバ抜けて斬新だ。過去への時間旅行はできるが、未来へはできない。というより意味がない。まだ起こっていないから、空白しかないのだ。おお、納得できるぞ。
なぜか好人物ぞろいの中国人衛星コロニーとかよくわからん敵とか、キャラが多彩でアイデアも豊富だ。が、視点人物に魅力がないため、小説として今一つ盛り上がらない。楽しんで読めるという点では「カエアンの聖衣」に遠く及ばない。
結末があまりに安直すぎる。イマジネーションを買って、星4個で。★★★★